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05.2023.09和漢植物の恵み「青草膏(せいそうこう)」:乾燥や肌荒れに悩む 40 代からの新習慣
「最近、肌の乾燥が気になる…」「季節の変わり目に肌が敏感になる…」そんなお悩みをお持ちの 40 代以上の皆様へ。実は、私たちの身近な和漢植物には、古くから肌を健やかに保つ知恵が息づいています。今回は、中国から伝わる伝統的な軟膏「青草膏(せいそうこう)」に注目し、その和漢植物の力と、普段の生活でどのように活用できるかをご紹介します。
「青草膏(せいそうこう)」ってどんなもの?その和漢植物の力
青草膏は、その名の通り、選び抜かれた「青い草」… つまり和漢植物を主成分とした軟膏です。日本の暮らしの中でも、私たちは古くから植物の力を借りてきました。この青草膏には、特に肌の健やかさに寄り添うとされる以下の和漢植物が配合されています。
- 大青葉(たいせいよう):古くから健康維持に用いられてきた植物で、肌をすこやかに保つ成分が豊富に含まれていると言われています。(参考資料 1)
- 黄柏(おうばく):ミカン科の植物で、その樹皮は古くから重宝されてきました。肌のコンディションを整えるのに役立つとされています。(参考資料 2)
- 地榆(じゆ):バラ科の植物で、肌の保護やうるおいを保つ働きが期待されています。(参考資料 3)
- 白芷(びゃくし):セリ科の植物で、肌のキメを整え、なめらかさを保つために用いられてきました。(参考資料 4)
これらの和漢植物が持つ力は、現代の科学研究によってもその可能性が探求されています。まるで、日本の里山に自生する薬草のように、自然の恵みが詰まっているのが青草膏なのです。
こんな時に!「青草膏」の賢い使い方
「どんな時に使ったらいいの?」という疑問をお持ちかもしれません。40 代を過ぎると、肌のバリア機能も少しずつ変化し、乾燥やちょっとした刺激に敏感になりがちです。そんな時こそ、青草膏があなたの味方になってくれるかもしれません。
- カサカサ肌にうるおいを:冬の乾燥した空気や、オフィスでのエアコンによる乾燥。これらは肌からうるおいを奪い、かゆみやごわつきの原因になります。青草膏は、乾燥しやすい部分に薄く塗ることで、肌の水分バランスを保ち、しっとり感を助けるでしょう。(参考資料 5)
- 日常の肌荒れに:ふとした刺激で肌がデリケートになることはありませんか?例えば、衣類との摩擦や、ちょっとしたハウスダスト。そんな時、青草膏は肌をやさしくいたわり、心地よさを与えてくれるかもしれません。(参考資料 6)
- 日々のスキンケアの一環として:大青葉や黄柏、地榆といった和漢植物は、肌の健康をサポートする成分として知られています。日々のスキンケアに青草膏を取り入れることで、肌本来の力を引き出し、健やかな状態を保つことが期待できます。(参考資料 7)
- 外出先で肌が疲れた時に:日差しを浴びた後や、風に当たった後など、肌がいつもと違うと感じることはありませんか?そんな時、青草膏で肌を優しくケアすることで、肌の落ち着きを取り戻し、快適な状態へと導いてくれるでしょう。(参考資料 8)
青草膏は、古くから伝わる和漢の知恵と、現代のライフスタイルに寄り添う形で、私たちの健やかな毎日をサポートする可能性を秘めています。肌の不調を感じやすい 40 代からの新しい習慣として、ぜひ一度お試しください。
青草膏の日本での展開にご興味のある企業様へ
弊社では、この伝統的な「青草膏」を日本の皆様にお届けしたいと考えております。もし、本商品にご興味をお持ちの代理店様、または提携をご検討いただける企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。詳細な資料のご提供や、個別でのご説明も可能です。
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